フォルム設計にある100を超えるインテリアを紹介しているこのシリーズ、Vol.13はLE KLINT(MODEL101)をご紹介します。
この照明を製作したのは、1943年に設立されたデンマークの照明ブランド「LE KLINT(レ・クリント)」。
2003年には、デンマーク王室御用達にも選定されるなど、北欧を代表するブランドです。
創業時から変わらず、熟練した職人によってひとつひとつ丁寧につくられているのがこのブランドの特徴です。
MODEL 101はLE KLINTの代名詞とも言えるペンダントランプです。ランタンの愛称で親しまれ、創業翌年にKaare Klint(コーア・クリント)によりデザインされ、それから現在まで生産し続けているロングセラーモデルです。
1枚のプラスチックシートを折り曲げてつくられる精巧なプリーツは美しい光と影のコントラストを生み出し、明かりの芸術品とも言える名品です。
LE KLINTの照明の特徴であるプリーツは日本の折り紙をヒントにつくられたと言われており、MODEL 101以外の作品も日本のインテリアや住空間にもよく馴染みます。また次の機会でご紹介させてください。