Blogインテリアシリーズ
Vol.11
PP550 Peacock Chair

フォルム設計にある100を超えるインテリアの中から1点をご紹介しているインテリアシリーズ、Vol.11は椅子の巨匠であり、デンマークを代表するデザイナーHans J. WegnerがデザインしたPP550をご紹介します。

この椅子は、ウィンザーチェアという17世紀後半、イギリスの地方でろくろ職人によってつくられ、その後も長く愛された伝統的な民芸椅子をリデザインしたものです。
孔雀が優雅に羽を広げたような形態から、通称「ピーコックチェア(Peacock Chair)」の名で知られており、名付け親は友人であり、ライバルでもあったFinn Juhlであると言われています。
美しいプロポーションは座る人と空間を華やかに演出してくれます。
華やかな外観に重点をおいたデザインに見られがちですが、大きな背もたれにつけられた緩やかなカーブは体のラインに見事にフィットするように設計されており人間工学による美を表現しています。
Vol3.にて紹介したChinese Chairと合わせて、歴史的な家具を再解釈し自らのデザインへと昇華させるWegnerの卓越したセンスを体現した逸品です。